看護師用語「な行」
看護師の用語集【な行】
ナースセンター
看護師、助産師、保健師といった看護職員の就業促進と看護知識の向上を目指して運営・実施されている団体。1992年に47都道府県に1つずつ設置され、都道府県の委託を受けて各地方の看護協会が運営している。
ナースプラクティショナー
「診療看護師」などと訳され、一定レベルの診断や治療を行うことのできる上級看護師のことをいう。アメリカで医師不足を解消するための策として発展した職種であり、近年日本でも国家資格としての導入が検討されている。
二次救急
一般病棟入院患者のように、中等症患者に対して行われる救急医療。一次救急の患者よりも傷病の具合が重く、手術や入院を必要とする患者が対象となる。
日勤
看護師の勤務形態の1つ。看護師の勤務形態には日勤と夜勤の2つからなる2交代勤務と、日勤・準夜勤・深夜勤の3つからなる3交代勤務の2種類がある。日勤は朝から夕方くらいまでの勤務時間となる。
日本看護協会
看護職の資格を持つ人が自主的に加入・運営する、日本最大の看護職能団体。1946年に設立され、2011年に公益社団法人として認定された。
日本赤十字
日本における赤十字社であり、1952年に制定された日本赤十字社によって設立された認可法人。「日赤」とも呼ばれる。世界189の国と地域にある赤十字・赤新月社の一つである。
認知症
後天的な脳の器質的障害によって、一度は正常に発達した知能が不可逆的に低下した状態。これに対し、先天的に脳の器質障害があり、運動障害や知能発達に関する障害が現われるときは知的障害という。先天的に認知の障害がある場合は、認知障害という。
認定看護管理者
日本看護協会による認定審査に合格し、管理者として優れた資質を持ち、創造的に組織を発展させることができる能力を有すると認められた者のことをいう。看護師免許を有し、実務経験が5年以上あった上で、特定用件を満たし審査に合格する必要がある。
認定看護師
日本看護協会の認定審査に合格し、ある特定の看護分野において熟練した看護技術と知識を有することを認められた者を指す。また、水準の高い看護実践を通して看護師に対する指導・相談活動を行う者をいう。
乳がん
乳腺から発生するがんのことで、発生・進展ともにホルモンに依存しているのが特徴。初期の「非浸潤性乳管がん」の状態で治療を行えば完治させることも可能。
粘膜
上皮細胞に覆われた外胚葉由来の上皮層。吸収と分泌に関わる。鼻腔・唇・鼻・生殖器といったさまざまな体腔に配置し、あちこちで肌とつながっている。粘膜や線から分泌された濃い粘性の流体を粘液という。
ノイローゼ
神経症のこと。精神病とは別物である。精神的原因によって精神や身体にいろいろな症状が表れるが、身体には異常がないのが特徴。多くは、目前の環境に適応できず、不安感にとらわれて精神的バランスを崩すことで起こる。
ノンクリティカル器具
モニター類や床、壁など、正常な皮膚に接触し、低水準の消毒を必要とする医療器具のこと。クリティカル器具に比べ、感染リスクが低い。
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